全国中学ハンドボール大会開幕

update 2003/8/18 10:46

 「ハンド日本一の座を目指して」―。全国中学校ハンドボール大会(日本中体連など主催)が17日、函館で開幕し、同日午後4時から市民体育館で開会式が行われた。全国1270校余りが参加した各地区の予選を勝ち抜いた、男女各20校・計40校の選手約600人が力強く入場行進し、中学最高峰の栄冠をかけた大会が幕を開けた。競技は18日から20日までの日程で市民体育館と函大体育館で行われ、18日には道南代表の男子の戸倉、女子の凌雲、臼尻が初戦突破をかけて、全国の強豪とぶつかる。

 中体連の同競技の函館開催は、1994年以来9年ぶり2回目。大会には全国各地から選手や指導者、父母、役員、関係者など約1000人が集まった。

 初めに三枝啓已日本中学校体育連盟常務理事、山下泉日本ハンドボール協会副会長が「日ごろ鍛えた技とチームワークを発揮して全力でプレーし、他地域の選手との友情を深め合い、ここ函館の地で大きな思い出を作ってください」と選手を激励した。

 続いて、戸倉中の男子主将の駒井亮介君(3年)と、凌雲中女子主将の澤田有加さん(同)が選手宣誓。「ハンドボールのメッセンジャーとして、力強いプレーを函館から全国に伝えたい」と力強く誓った。

提供 - 函館新聞社



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