平和の鐘を鳴らそう

update 2003/8/16 13:22

 終戦記念日の15日、函館市内の寺院や教会は平和への願いを込め、一斉に鐘を鳴らした。本願寺函館西別院(函館市東川町12)では、親子連れらも参加し、順番に鐘の音を響かせた。

 函館ユネスコ協会(高橋教友会長)の主催。「平和の文化国際年」にあたる2000年から、終戦記念日の8月15日、全国各地で実施している。函館では今年、同協会の呼びかけで7寺院、2教会が活動に参加した。

 このうち、西別院では子供を中心に約40人が集まり、午前11時半から平和への祈りと願いを託し、一人ひとりがつり鐘を力強く鳴らした。

 娘の万由美ちゃん(1)と参加した函館市豊川町の山内泰子さん(32)は「普段は戦争や平和について考えることも、鐘を鳴らすこともないので、良い体験をしました」と話し、同協会の高橋会長は「平和に対する意識が薄らいできている。世界の人々に戦争の悲惨さや平和について考えてもらいたい」と語っていた。(中鉢)

提供 - 函館新聞社



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