上ノ国で真夏の成人式
update 2003/8/16 13:21
お盆の帰省シーズンに合わせた真夏の成人式が15日、上ノ国町総合福祉センター「ジョイじょぐら」で行われた。夏らしく涼しげな浴衣姿で参加した女性も多く、進学や就職で町を離れた人たちも交えて旧交を温めていた。
同町で新たに成人の仲間入りしたのは1982年4月2日から83年4月1日生まれの98人。式典には42人が出席し、新たな門出を祝った。
工藤昇町長は「上ノ国には歴史的遺産、海や山など数多くの資源があるが、一番大切なのは人の温かさだ。人のために汗と涙を流せる大人になってほしい」と激励した。
式典では、新成人が1人ずつ、自己紹介と「高校教師になりたい」「必ず町に帰ってくる」など、将来の抱負を披露。工藤町長から祝い酒の杯を受け取ると、一気に飲み干す人、初めての酒に目を白黒させる女性など表情はさまざまで、参加者の笑いを誘った。
参加者を代表して大原巧海さん(新村)、久末智恵さん(大留)が「上ノ国人としての生き方を受け継ぎ、郷土の発展に貢献する」と力強く宣誓。会場からは大きな拍手が送られた。
提供 - 函館新聞社
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