キャンプ場・冷夏と週末の悪天候で客足はにぶい様子、ピーク時のお盆前後はまあまあ
update 2003/8/15 12:00
道南各地のキャンプ場はシーズン真っ盛り。お盆を挟んだピーク時にはテントが林立し、バーベキューなどを楽しむ親子連れの姿が見られた。しかし、今年は冷夏と週末の悪天候というダブルパンチで、例年よりも客足は少なめな様子。夏休みもあと残りわずか。キャンプ場ではキャンパーたちが、残り少なくなった夏を満喫している。
大沼湖畔に位置し、ピーク時には150張りのテントでにぎわう七飯町の東大沼キャンプ場も、今年は少なかった様子。「ピークの13日前後もテントは100張りほどで、例年の8割ぐらいの入り。雨と寒さのせいでしょうね」と、同キャンプ場を道から委託管理している自然公園美化財団大沼支部。
お盆明けの14日も80張り程度のテントが立ち、親子連れらがボートに乗ったり、バーベキューをしながら野外生活を満喫。初めて来たという、函館市八幡町の白川和紀さん(32)は、一家6人で13日から1泊2日のキャンプ。「市内からもほど近く手ごろ。あとはもう少し暖かかったら」と話していた。
はこだてオートキャンプ場(函館市白石町)でも、「天気次第でお客さんは入ったが、昨年よりは落ちているように感じる。何とか暑さが続いてくれれば…」と願う。台風10号の際にはキャンセルも相次いだものの、ピークの13―15日は満杯状態という。
大野町きじひき高原キャンプ場は「本州からのお客さんが減って市内近郊の方が増えた」と。8月に入ってからのシーズン中、人気のバンガロー(12棟)は順調だったが、テントの方は少なかったという。(福士雅巳)
提供 - 函館新聞社
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