四季の杜公園あすオープン

update 2003/7/19 11:18

　道が整備を進めている「道立道南四季の杜（もり）公園」（函館市亀田中野町）が２０日午前９時、第１期オープンする。同１０時から記念式典を行うほか、さまざまなイベントを企画。道南初の道立公園誕生を祝福する。

　今回オープンするのは大規模な花壇がある「花の丘」と、大型遊具を配置した「野原の丘」の２ゾーンで、面積は五稜郭公園（２５・２ヘクタール）を上回る２６・２ヘクタール。「花の丘」には欧州に自生するツツジ科の「ヒース」８万株を植えた花壇が広がり、「野原の丘」は「フワフワドーム」「ネットジャングル」など子ども向けの大型遊具をそろえた。

　記念式典は駒ケ岳をモチーフにしたセンターハウス「丘の家」前庭で開催。「花の丘」ゾーンでスタンプラリー、「野原の丘」ゾーンで円盤遊具の遠投やクイズ、吹奏楽の演奏などのイベントを企画している。

　開園当日は函館バス亀田支所前バス停から、臨時バスを３０分間隔で運行する。始発は午前９時半、最終は午後３時。

　同公園は公立はこだて未来大に隣接する丘陵地６５・１ヘクタールを整備。総事業費５１億円をかけ、１９９８年に着工した。２００５年４月には全面開園を予定し、年間入り込み数は２４万人を見込んでいる。　　

提供 - 函館新聞社

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