旧函館CCが「函館よこつゴルフコース」としてきょうオープン
update 2003/4/26 10:14
【七飯】観光業大手の加森観光(本社・札幌、加森公人社長)が買収した、ゴルフ場の旧函館カントリークラブが「函館よこつゴルフコース」として生まれ変わり、26日から2年ぶりに営業を開始する。キャディーを置かないセルフ方式で料金を低く抑え、同社の他の観光レジャー施設との連動営業で利用者アップを図る。施設を管理・運営する同社の現地法人の函館不動産管理(加森公継社長)は「今シーズンは、函館カントリークラブの閉鎖した年の利用者の約2倍の1万4000人の利用者を目標にしたい」としている。
加森観光は昨年、2001年秋に閉鎖した旧函館カントリークラブと、02年3月末で閉鎖した横津岳国際スキー場を、ビル管理の東管から買収。スキー場は施設までの町道の除雪費負担について町との交渉が難航し、今シーズンの営業を見送っている。
コースはそのままだが、女性にもターゲットを広げ、グリーンに広がる休憩施設のスタートハウス内に女性用ロッカー室を増設したほか、男性用と合わせて浴室をシャワー室に改装。こう配が急なホールに新たに専用カートも備えた。
従業員は正社員11人、期間契約社員7人で、ほとんどが旧施設からの再雇用。会員申し込みはすでに600人を超え、ゴールデンウイーク中の予約も徐々に寄せられているという。同コースの佐々木孝雄支配人は「閉鎖中もコースの手入れを続けており、仕上がりは順調。シーズンを通じて積極的に売り込んでいきたい」と話している。
料金は年間会費5000円の会員になると、平日4500円、土・日、祝日6000円でプレーできる(一般は平日6500円、土・日祝日が8500円)。60歳以上、女性なども割引制度も設け、ルスツリゾートなど同社展開施設との共通ポイントカードで、集めたポイントに応じて割引還元する。
提供 - 函館新聞社
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