道南で7年ぶりの積雪
update 2003/4/22 09:26
北海道の南を通過した低気圧が寒流からの冷たい空気を引き込んだ影響で、道南地方は21日、寒い一日に。国道227号の中山峠や噴火湾沿いを中心に積雪となり、函館でも午前中、みぞれ状態となった。函館海洋気象台によると、4月下旬に道南で積雪を記録したのは7年ぶり。
アメダス地点で積雪を記録したのは、八雲、森、福島町千軒、七飯町大沼の4カ所。大野町と厚沢部町の境にある中山峠では、午前中まで吹雪に見舞われ、フキノトウが開き始めていた春の気配が冬景色に一変した。路面にはシャーベット状の雪が積もり、ドライバーも慎重な運転。最高点付近の駐車帯には、10センチ以上の雪が積もった。
午後には寒気を引き込んだ東風が北寄りに変わり、雪は雨に変わって路面から姿を消した。
この日の函館の最高気温は5・4度と3月中旬並み。同気象台では、22日には低気圧が東に抜けて、気温も平年並みに回復すると見ている。
提供 - 函館新聞社
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