JR仁山駅が廃止 夜遅くまでファン見送る
update 2026/3/14 20:54
【七飯】JR函館線の仁山駅(七飯町仁山)が13日、JR北海道のダイヤ改正に合わせて廃止された。利用者減少に伴うもので、開業から約40年間親しまれた駅舎などには鉄道ファンらが訪れ、別れを惜しんでいた。
1936(昭和11)年、現在の新函館北斗駅から大沼駅に向かう急勾配の地点に仁山信号場を開設。43年に現在地に駅舎を移転し仮乗降場として旅客を取り扱いを始めた。その際、土地は所有者の大道寺小市氏が提供した。
住民の度重なる「駅昇格」への熱望があり、87年4月1日の国鉄分割民営化に伴い仁山駅となった。97年、大道寺氏への感謝を込めた記念碑を建立する時にウコンの桜が植樹され、春には薄黄緑色の花が駅舎近くを彩っていた。
廃止の日が近くなると、列車が停車したり、通過したりする様子をカメラに収める人が地元以外からも訪れていた。13日午後9時12分、函館方面への最終列車にはホームに約20人が訪れ、ねぎらいが書かれた横断幕を掲げたり、手を振ったりする人も見られた。同10時56分の森行きが最後の発車となった。14日から再び仁山信号場となっている。
函館線では二股駅(長万部町)が03(明治36)年の開業から123年の歴史に幕を下ろした。
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