歴史の詰まったカレー味わって どつく130周年で五島軒とレトルト開発、6日発売
update 2026/3/3 07:53
今年で創業130周年を迎えた函館どつく(弁天町、服部誠社長)と、老舗洋食店の五島軒(末広町、若山豪社長)が共同開発したレトルトカレーが6日から発売される。造船と海にちなんだ「函館カレー シーフード」と、明治時代のレシピを元に作った「明治のカレー 北海道産ポークとじゃがいも」の2種類で、函館の歴史が詰まった味わいが楽しめる。
コラボレーションのきっかけは昨年11月。両社社長の雑談の中で、服部社長が創業130周年記念商品の制作を依頼。若山社長が船好きということもあって意気投合し、2カ月ほどで作り上げた。
「明治のカレー」(税抜き600円)は、男爵イモの生みの親として知られる川田龍吉男爵が函館船渠(当時)の専務を務め、男爵イモの生産に尽力した歴史を踏まえ、明治時代のレシピを使いながら、五島軒のカレーでは初めて男爵イモを使用。メークインも併用しながら、男爵イモのとろける食感とメークインの歯ごたえを生かしている。
また、「日本写真界の元祖」と称される田本研造が1896(明治29)年に撮影したとみられる、英国の汽船がドックに入渠した様子の写真が五島軒に残っていたことからパッケージに採用し、長い歴史を伝えている。
シーフードカレー(同700円)は、五島軒の定番レトルト商品「函館カレー」がベース。特産品のマコンブでだしを取っており、コンブの旨みにホタテ、アサリ、エビ、イカを加えてスパイシーな味に仕上げた。パッケージにはどつくが建造した最新鋭の船をデザインした。
両社は2日に会見。パッケージに使われた田本の写真1点がどつくに寄贈されたほか、五島軒が所蔵し、ドックに入渠した明治時代の軍艦「高雄」を写した田本撮影の写真も披露された。服部社長は「カレーと船は縁が深く、船員が金曜日にカレーを食するという風習がある。五島軒との縁をより深め、函館の活性化につながれば」と話した。若山社長は「函館は造船の街であり、五島軒も洋食の草分けとして発展してきた。西部地区に築かれた歴史を今一度周知したい」としている。
カレーはともに中辛で180グラム。五島軒直営店のほか函館どつく内の売店、オンラインショップなどで販売する。
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