障害者が冬道の安全支える 「滑り止め」砂の袋詰め作業ピーク
update 2025/12/24 20:08
冬本番となり、函館市内の道路脇に設置される滑り止めの砂の袋詰め作業がピークを迎えている。作業しているのは多機能型事業所「ワークセンター一条」(旭岡町)に通う利用者だ。精神や知的障害などを抱える人らがそれぞれの役割をこなしながら、函館の冬道の安全を支えている。
市の委託事業で6年目。今年の作業は10月上旬に始まり、来年2月ごろまで続くという。
滑り止め用の砂は、加熱処理をした後に乾燥させた「焼き砂」を使う。敷地内にある作業場に運び込まれ、利用者が函館市のロゴマークが入ったビニール袋にカップを使って3キロの砂を入れ完成させる。1日に約500袋を作っているという。作業は1日に3時間ほど。砂を袋に詰める作業を担当する30代の男性は「みんなと楽しく作業している。外での作業だが寒くはない」と笑顔で話す。
利用者の中には重い障害を抱える人もいるが黙々と働いている。大島直貴支援課長(44)は「砂が舞い、汚れてしまう大変な作業だけれど、『市民の役に立っている』という思いが利用者の仕事のモチベーションになっている。みんな誇りややりがいを感じながら頑張っている」と話し、作業を見守っている。
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