ワイングラスの機能学ぶ 道南ワインアカデミー

update 2025/11/14 21:17


 渡島総合振興局は、道南ワインの産地化に向けた今年度の「道南ワインアカデミー」を、ド・モンティーユ&北海道(函館市桔梗町)で開いた。渡島管内の飲食店やホテルでワイン提供に従事する人ら22人が参加、ワイングラスの形状によって香りや味が変わることを学んだ。

 道南ワインアカデミーは2019年度に開講し、今年度で7年目。今年度5回中の3回目で、11日に実施。ワイングラスの機能を学ぶ勉強会を設定した。

 講師は、ワイングラスメーカー、リーデル・ジャパン(東京)の白水健オンプレミス・ディビジョン・エグゼクティブマネジャーで、同社はオーストリアの老舗グラスメーカーのリーデルの日本法人。リーデルは世界で初めてブドウ品種ごとの理想的な形状のワイングラスを開発した世界的なグラスメーカーとして知られる。

 参加者は、4種類の形状の違うワイングラスと外国産4種類の特徴的なワインを使い、ワイングラスでの味や香りの違いを体感しながら、ワイングラスの機能を習得した。また、道南のワイナリーで醸造した2種類のワインを使ったテイスティングも行った。

 振興局商工労働観光課は「これまでワイングラスについて勉強する機会がなく、参加者の満足度は高かった。単なるコップで飲むのと、適したグラスで飲むのとでは味が大きく異なり、おいしく飲んでもらうことで道南ワインの消費を拡大したい」としている。

提供 - 函館新聞社

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