新たな愛称「マルゼン温泉美人の湯」など 函館市ネーミングライツ
update 2025/10/30 07:44
函館市は29日、市有施設に企業が愛称を付ける権利「ネーミングライツ」に関し、来年4月1日から新たな愛称として、戸井ウオーターパーク温泉保養センター(原木町)が「マルゼン温泉 美人の湯」、戸井ウオーターパークオートキャンプ場(同)が「マルゼンパーク 武井(むい)の島オートキャンプ場」に決まったと発表した。命名権取得の第1号で、両施設の指定管理者、ビル総合管理会社のマルゼンシステムズ(末広町、田中千尋社長)がネーミングライツパートナーに決定した。
ネーミングライツは、財政難を抱える市が新たな自主財源を確保するため、今年6月に導入。函館アリーナと市民会館を複合し募集したほか、市亀田交流プラザ、千代台公園野球場など7件に9社が応募。市によると、現在、7件については地元企業と協議中で、うち6件は11月中の愛称決定を目指しているという。
今年4月から戸井の両施設を指定管理する同社は、応募の意思を示し優先交渉権者となっていたため、両施設の公募を行わず同社が愛称を提案、今月7日に契約した。
保養センターは、温泉の泉質が「低張性アルカリ性」で美肌効果や美容効果が期待でき、入浴中から肌が滑らかになる特徴があることから命名。キャンプ場は、戸井地区にある武井の島を舞台とした民話が今年アニメ化したことをきっかけに、地域ブランド「海の民話のまち」として情報発信を強化する狙いから名付けた。
契約金額は、温泉が年額22万円、キャンプ場が同11万円。期間は4年間で、2030年3月末まで。
同社の山添勇起執行役員統括部長は、函館新聞の取材に対し「良い温泉が戸井地区にあることをできる限り広めたい。若者や女性にどんどん来てもらいたい」と話した。
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