物価高騰をトレカで補う! たこ焼き菜々、「たこ焼きトレカ」20日発売
update 2025/9/17 20:18
函館市湯川町1のたこ焼き店「たこ焼き菜々」(対馬裕佳子店主)は、物価高騰によるたこ焼きの値上げを避けようと、自ら制作した「たこ焼きトレーディングカード」を20日から発売する。地域色も織り交ぜたユニークなカードで、店頭のほかに通販サイトでも販売。対馬店主(43)は「たこ焼きを焼くだけでなく、カードを焼く=作ることで物価高騰に立ち向かいたい」と話している。
同店では2022年から8個入り450円(税込)でたこ焼きを販売しているが、月を追うごとに具材の原価が上昇。価格転嫁をしたくないと悩む中、「店のお土産がないかと聞かれることが多かった」(対馬店主)といい、実家のある青森県で人気を集めた「漁師カード」に着想を得て、土産品にもなるトレカを作り、収益で原価を補おうと企画した。
カードは全50種類。AI(人工知能)も活用しながら対馬店主がデザインから制作、印刷、販売を一人で手掛ける。ファミコン風のピクセルアートで、店頭で販売する25種類は「ゆのかわの主」「温泉めがみのありがた迷惑」など、湯の川やたこ焼きに絡めたデザインに仕上げた。
対馬店主はプロのダーツプレーヤーとしても活動しており、ネット通販向けの25種類ではダーツプロの存在を知ってもらおうと、自身も含めたダーツ選手5人をカード化している。これに加えてシークレットカード数種類があるほか、トレカに先行して、8月からは店のメニューを紹介する「ショップカード」を函館空港や湯の川地区のホテルなど計4カ所で無料配布している。
「たこ焼きのトレカはありそうでない。店の営業が終わってから深夜までかけて作った」と対馬店主。「函館に来てもらったり、ダーツを知ってもらうきっかけになれば」と話している。
トレカは1パック500円で、カード3枚のほか、カードと同じ絵柄のシール1枚入り。通販サイトは「BOOTH」=二次元コード参照=で販売する。問い合わせはメール(takoyakinana77@gmail.com)へ。
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