ちゃんぽん風スープで野菜摂取促進 函館市が無料試食会

update 2025/9/13 07:12


 函館市は、市民の健康寿命を伸ばすため、野菜摂取拡大の取り組みに力を入れている。市民から募った「ベジプラ!楽うまレシピコンテスト」で銅賞を受賞した野菜たっぷりのちゃんぽん風スープ≠試食してもらい、家庭での実践を後押しする。

 楽うまレシピは、野菜をメインに使った簡単な調理で作ることができる料理のレシピ。市は、楽うまレシピの活用を通じ食育や健康づくりを推進している。

 9日には、グランディールイチイの地下1階催事場で試食体験会を実施。昨年のコンテストで銅賞を取った「豚骨?ちゃんぽん風スープ」(考案者・まー君)で、一口サイズをレシピとともに先着100人に配った。ちゃんぽん風スープはキャベツ、ショウガ、モヤシ、ニンジン、タマネギ、小ネギを具材に使っており、豆乳でまろやかな味に仕上げた。麺の代わりに野菜で満腹になるよう工夫している。野菜は、市青果物地方卸売市場活性化対策協議会が提供した。

 市食生活改善推進員(ヘルスメイト)のメンバー5人が市総合保健センター内の調理室で作ってグランディールに運び、別のメンバー3人が配布した。開始前には来場者20人が並び、盛況だった。市の健康づくり支援アプリ「Hakobit(ハコビット)」をダウンロードしている人には、150ポイントを進呈した。

 楽うまレシピ試食体験は今年度2回目で、1回目は6月にイオン湯川店で行い、100食を1時間で配り終えた。3回目は11月に函館アリーナで行われるスポーツイベントでちゃんぽん風スープを配る予定。

 市健康増進課は「今回も1時間で100食を配り終えた。家庭で作ってみて、野菜のおいしさを知ってほしい。今後も野菜を使ったヘルシーでおいしい料理を提案したい」としている。

提供 - 函館新聞社

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