野外劇 千秋楽も熱気 迫力の演出で観客魅了
update 2025/8/11 07:21
市民創作「函館野外劇」の第37回公演「星の城、明日に輝け」(NPO法人市民創作「函館野外劇」の会主催)は10日、函館市芸術ホールで千秋楽を迎えた。7月6日に五稜郭公園一の橋前広場で開幕し、屋外4回、屋内2回の計6回で合計1583人が来場。歴史の舞台を彩る迫力の演出で観客を魅了した。
出演者約100人が、縄文時代からアイヌ民族の踊り、高田屋嘉兵衛の繁栄、五稜郭築造、箱館戦争までを再現。照明やスクリーン映像に加え、客席前方で繰り広げられる迫力ある殺陣やフラッグダンス、ソーラン踊りなど、観客との距離を縮める演出で大きな拍手が沸き起こった。フィナーレでは、出演者全員が故新井満さんが手掛けた「星のまちHAKODATE」を歌い、観客もペンライトを振って会場が一体となった。
中村由紀夫理事長は「皆さまのおかげで今年も開催できたことに感謝したい。子どもたちには函館の歴史を知る機会となり、これからも多くの人に参加してもらいたい」と話した。カーテンコールでは再びソーラン踊りが披露され、出演者全員で観客に笑顔で手を振って締めくくった。
市内から家族と来場した函館大森浜小3年、輪島莉乃さん(8)は「戦争のシーンは迫力があってすごかった。最後はペンライトを振って楽しかった」と話していた。
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