道と道町村会、ヒグマ対策で緊急意見交換会 国に支援要請へ
update 2025/8/11 07:20
【札幌】道と道町村会は8日、道内市街地でヒグマの出没が急増していることを受け、札幌市内で緊急の意見交換会を開いた。各地のヒグマ出没状況や人身事故発生時の方策と課題を共有し、ヒグマ対策全般に関わる財政支援を国に要請することで意見を一致した。
会議は非公開で、上ノ国町の工藤昇町長と、福島町の鳴海清春町長、知内町の西山和夫町長を含む、関係町村の首長ら11人が出席した。
会議終了後、取材に応じた工藤町長は「ハンターの育成やヒグマの侵入を防ぐための草刈り、電気柵の設置と維持など、町村が担っている膨大な経費負担を国に求めたいとする声が出た」と説明した。7月に福島町で発生したヒグマによる人身事故を受けては、「住民の安心安全を確保するには、個々での町村対応は限界にきている。地域の実情を国に伝える機会が必要だ」と道に協力を求めた。
道の谷内浩史環境生活部長は「意見を取りまとめて内容を整理し、次の対策に結び付けていきたい」と述べた。
提供 - 函館新聞社
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