遺愛高生徒、余剰食材で商品開発 フードフェスタに出品「もったいない」気持ち込め
update 2025/2/20 21:01
22、23日に函館アリーナで開催される「はこだてフードフェスタ2025」(実行委主催)で、遺愛女子高校の2年生が「もったいない」の気持ちを込めたレトルトシチューやおにぎりなどを販売する。
販売は、市内の高校、短大などの生徒・学生が考案した商品を出品する限定販売ブースで行われる。遺愛女子高は22日午前11時から午後1時まで販売する予定(なくなり次第終了)。
同校は、2022年に北洋銀行(札幌市)などとSDGs教育に関する協定を結んでおり、レストランの五島軒(末広町)や食品製造のチカラフーズ(昭和)など5社の協力を得て、SDGsの授業などのプロジェクトを進めてきた。
今回の商品は無駄をなくす「もったいない」の気持ちを込めて開発した。五島軒の協力を得て開発したのは、レトルトの「ほたてクリームシチュー」(1000円)と「米粉と脱脂粉乳のバターサンドクッキー」(400円)。いずれも脱脂粉乳の余剰分を活用した。
チカラフーズと共同開発したのは、「ホタテ煮おにぎり」と「ブリ照焼マヨおにぎり」(いずれも160円)。考案した太田ここみさん(17)は「ホタテが余っているとか、ブリが獲れすぎているという報道を聞いて、フードロスをなくそうと商品を考えた」と話す。
生徒たちは昨年5月から準備を進めてきた。丸山真さん(17)は「クラスの違うメンバーと集まって考えてきた。シチューが完成したのは昨年11月、クッキーができたのは今年に入って。多くの人に食べに来てほしい」と期待している。
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