努力する姿に勇気と感動 パラ金の池崎選手、地元函館が祝福
update 2024/9/4 18:04
パリパラリンピック、車いすラグビー決勝(日本時間3日)で米国を破り金メダルを獲得した日本代表で、長年エースとして活躍する池崎大輔選手(46、三菱商事/BLITZ)の出身地、函館市ではお祝いムードが高まった。市総合福祉センターでは「祝金メダル」と書かれた垂れ幕が登場し、かつての仲間や函館市社会福祉協議会(市社協)の職員が拍手で健闘をたたえた。
池崎選手は岩見沢高等養護学校2年の時に車いすバスケットボールを始めた。20代後半で函館に戻り「ハダーズ函館元町ライオンズWBC」に加入。3〜4年プレーした。山田行広代表は「金メダル獲得に主力となった選手はいるが、池崎がいなければ今の日本代表の攻撃力はなかった。今まで負けて泣いていたが、勝ってうれし涙は初めて見た。自分もうれしかった」と話した。午後には池崎選手から、応援へのお礼とすぐにでも函館へ行きたいとLINEでメッセージが届いたという。
車いすバスケットボールの次世代日本代表選手として注目されるハダーズの岩田晋作さん(20、函館高専5年)は「パラリンピックに出場することが偉大で、所属していたチームでプレーできるのは誇らしい。自分もあのような舞台を目指す」と話していた。
同センターには、8月に行われた総合福祉センターまつりで応援メッセージを募るボードを設置。「函館市民全員で応援しています」などと書かれた紙が貼られ、山田さんがLINEで送信すると感謝の言葉が返信されたという。メダル獲得を祝うボードには「努力する姿に感動しました」などと書かれている。市社協は、ボードはしばらくの間設置するという。
また、大泉潤市長は「金メダル獲得、誠におめでとうございます。3大会連続でメダリストとなられた池崎選手の素晴らしいプレーは、函館市民の誇りです。感動をありがとうございます」とコメントした。
その他の新着ニュース
- スルメイカ11月94トン 漁獲枠超過休漁響く 市水産市場...2025/12/5
- 北斗キャンプ場土砂流入 原因はソーラーパネル建設 事業者を行政指導...2025/12/4
- 函館の観光客、微減342万7000人 インバウンド下支え 25年度上期...2025/12/4
- 函館市内6施設の新愛称決まる 千代台公園野球場などネーミングライツ...2025/12/3
- 来年1月13日に鹿児島直行チャーター便 参加者募集...2025/12/2
- キングサーモン、養殖2期目開始 規模拡大、大森浜沖のいけすでも飼育...2025/12/2
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。


