土方・啄木浪漫館が10月末閉館、老朽化で継続断念
update 2024/9/3 20:48
函館にゆかりのある石川啄木と、土方歳三の歴史資料を展示する「哀愁テーマパーク土方・啄木浪漫館」(函館市日乃出町)が10月31日に閉館する。2日に同館ホームページで発表した。建物が老朽化したため事業継続を断念。佐藤豊館長は「函館の名所として長年親しんでいただいた。啄木・土方の貴重な資料をこれだけそろえた施設は、二度とできないと思うので残念」と肩を落とす。
同館は、佐藤館長のコレクションを元に1999年12月に開館した。運営していた水産珍味製造販売「味の海豊」の事業停止に伴い、土方・啄木浪漫館(佐藤豊社長)が引き継ぎ展示を継続している。
コロナ禍で入館者が減っていたほか、入館料だけでは建物の改修は難しく、雨漏りなどに悩まされているという。土方ゆかりの日本刀や短銃、文献など、1300点以上の収蔵品については、佐藤館長は「一括で引き取っていただけるところを探している」としている。
提供 - 函館新聞社
その他の新着ニュース
- スルメイカ11月94トン 漁獲枠超過休漁響く 市水産市場...2025/12/5
- 北斗キャンプ場土砂流入 原因はソーラーパネル建設 事業者を行政指導...2025/12/4
- 函館の観光客、微減342万7000人 インバウンド下支え 25年度上期...2025/12/4
- 函館市内6施設の新愛称決まる 千代台公園野球場などネーミングライツ...2025/12/3
- 来年1月13日に鹿児島直行チャーター便 参加者募集...2025/12/2
- キングサーモン、養殖2期目開始 規模拡大、大森浜沖のいけすでも飼育...2025/12/2
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。


