華やかな衣装で平和訴え 市役所でユニバーサルファッションショー

update 2023/12/4 20:33


 ユニバーサルファッションショー「HAKODATE CORECTION(ハコダテコレクション)2023」が3日、函館市役所で開かれた。「誰一人取り残されないまち函館の未来」をテーマに、障害や病気の有無、年齢や性別を問わずにオーデションを行い、大泉潤市長の特別出演も含め19人のモデルが登場。華やかな衣装をまといランウェイを歩くと、観客からは大きな歓声と拍手が上がった。

 函館市女性会議(佐々木香会長)の主催。昨年に続き2回目。衣装は、ファッションブランドtenbo(テンボ、千葉県)代表でデザイナーの鶴田能史さんが手掛けた。

 縄文芸術文化財団のアーティストらによる縄文太鼓演奏で幕開け。函館理美容専門学校の協力を受け、折り紙やティッシュで作られた髪飾りやヘアメイクを施したモデルが登場した。

 舞台となるランウェイなどには平和の象徴・折り鶴が装飾された。モデルたちは愛や平和、SDGs(持続可能な開発目標)をイメージした衣装を着て笑顔で歩いた。

 佐々木会長は「さまざまな境遇のモデルたちがショーを通じて知り合い、助け合える交流の場となってほしい」と話した。

 大泉市長は「ありがとう」「絆」などの点字が施された衣装で歩き、「この衣装に書かれた言葉たちが(ショーの意味を)十分に伝えてくれている」と語った。

 モデルとして参加した八雲町在住の笹谷希さん(38)は「初めてのモデルで緊張した。ランウェイを歩けて良かった」と、安堵の表情を浮かべた。

提供 - 函館新聞社

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