らっくる号9605号車、7日にデビュー
update 2023/7/6 20:13
函館市企業局交通部は通算5両目となる市電の超低床電車「らっくる号」9605号車の運行を7日に開始する。運行初日は乗車した先着300人に9605号電車カードと低床電車時刻表を記念に配布する。
らっくる号は2007年に1両目を導入し、新車は18年の9604号車以来。アルナ車両(大阪府摂津市)で製造した車体は3月に函館に搬入し、別発注としていた台車が納入され、運行開始の準備を進めていた。
既存車両と大きな変更はないが、安全対策として乗降口付近に人がいると扉が開かないようになった。開閉の予告を車外にも聞こえる音声と車内では「ドア開閉注意」の文字の点滅表示で知らせるユニバーサルデザイン仕様。緊急時に乗客が手動で操作するドアコックの表示を目立つようにした。
新車導入でらっくる号の5両と部分低床車(8101号車)の6両体制となり、点検や修理があった場合でも低床電車の時刻表通りに運行できる見通しだ。同部は「快適に乗ることができる車両が1両増えたのぜひご利用ください」としている。
初回運行は午前10時47分に駒場車庫を出発。湯の川を同10時54分に出て谷地頭着が同11時38分。
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