スマホでおさい銭 高龍寺で新決済サービス導入 外国人利用しやすく
update 2023/5/22 21:58
函館市船見町の高龍寺(永井正人住職)は、二次元コードを読み取りスマートフォンでおさい銭を納めることができるサービスを導入した。道内では珍しく、「デジタルおさい銭」としてインバウンド(訪日外国人客)の参拝者が利用しやすいようにした。
「ミシュランガイド北海道2017特別版」で一つ星を獲得後、インバウンドの参拝が増えた古刹。広報主任の守永辰良さん(47)は「御朱印帳を持った欧米人も訪れ、金銭を投げ入れるおさい銭を体験したいという人もいた」と話す。
外国人にとって硬貨の利用は複雑なことや、電子マネーやキャッシュレス決済を日常的に利用していることで、数年前から永井住職が北陸銀行と相談していたところ、二次元コード決済サービス「J−coin Pay」を導入することになった(利用には口座登録が必要)。同行で寺社へのおさい銭二次元コード決済導入は4例目。道内では神社ではあったが寺としては初。同時に同行がユーシーカード(東京)の協力を得て中国銀聯の電子決済「銀聯QR」も道内の寺社では初の利用可能となった。
守永さんは「参拝者がご利用いただく間口を広げることができた。一歩二歩先を見据えて新しいことを取り入れたい」と話した。
その他の新着ニュース
- 渡島の漁獲量・額ともに微増 23年、魚種全体で単価上昇...2024/2/10
- GX推進を道南一体で ゼロカーボン協議会が設立 洋上風力発電など活用...2024/2/5
- 道南スルメイカ317トンで終漁 過去最低更新 単価は1344円...2024/2/2
- 函館台北便2社目が就航 スターラックス航空第一便 ダブル化実現で歓迎...2024/2/2
- 台湾観光客に冬の道南売り込み 函館コンベンション協会が魅力発信動画 モニターツアーで掘り起こし...2024/1/31
- 地域と命守る、意識醸成 巨大地震に備え道が講師養成講座...2024/1/29
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。