乗務員制服20年ぶりリニューアル 函館市電、1日から

update 2023/3/31 19:21


 函館市企業局交通部は、函館市電の乗務員が着用する制服を4月1日からリニューアルする。大正2(1913)年に路面電車が函館を走り始めてから今年で110周年を迎えるのを機に、20年ぶりに新調。気持ちを新たに乗務に当たる。

 紺色のジャケットは継承しつつ、金色のフロントボタンは2つから「より誠実な印象」(交通部)を与える3つに。左腕にあったエンブレムは右胸に変更する。ポケットはスターフと呼ばれる縦長の時刻表を入れやすいよう深くし、二重構造とした。ワイシャツは、従来の灰色から爽やかな水色に変えた。

 男女兼用で、53人の乗務員が着用する。新しい制服をまとった高橋良大さん(40)は「ジャケットは生地が厚くなり、着心地が良い。シャツはボタンダウンで襟の折り目もしっかりしている。身が引き締まる思い」と話した。

 新型コロナが落ち着き始め、これから市民の外出や観光客が増えることが見込まれる。交通部の湊公宏事業課長は「大変な時期を乗り越え、心機一転でこれからも安全な運行に努めていく。新制服を、市電に乗った時の楽しみにしてもらえれば」と利用を呼び掛けた。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです