正月飾りずらり 歳の市にぎわう

update 2014/12/29 10:13


 正月飾りなどを販売する毎年恒例「歳の市」が函館市内で開かれている。函館歳の市商業組合(柴田任弘組合長)に加盟する6店が中島町(中島廉売)、松風町(大門地区)、湯川町に出店。新春を彩る縁起物を買い求める客でにぎわっている。

 中島町には3店が軒を連ねる。約60年にわたり出店する丸山商店(丸山信由店長)では、神棚用の「ごぼう〆(じめ)」やまゆ玉など、全て手作りの縁起物約30種類を販売。しめ飾りは大小さまざまなものがあるが、一番の売れ筋は1000円ほどの玄関用で、最近はリース型も人気だという。

 丸山店長(64)は「スーパーやホームセンターでも縁起物が売られるようになり、露店数は年々減少しているが、毎年顔なじみのお客さんとの会話が楽しくて、『まだまだ頑張らなくては!』と思う」と笑顔。家族3人と訪れた上野矢功一さん(42)は「毎年同じ店で縁起物を購入している。来年は家族みんなが元気に過ごせる1年にしたい」と話していた。同店長によると客足のピークは30日で、31日の午後4時頃まで営業する。

提供 - 函館新聞社

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