和、洋、中 16品 函舘がごめレシピ集発行
update 2014/12/27 10:20
函館地域産業振興財団(松本栄一理事長)は、ガゴメコンブを使った簡単でおいしいレシピ16品を紹介した小冊子「函舘がごめレシピ集」を発行した。ガゴメのレシピ集としては第3弾で、家庭で作りやすいメニューを掲載している。
物産展などでガゴメを手に取った人から「どう料理に使えばいいのか」との声が多かったことを受け、食卓にガゴメを普及させようと、レシピ集を作った。元函館食品衛生協会指導員の秋保栄さん(81)=湯浜町=と北大大学院水産科学研究院の安井肇院長が監修。
函館国際ホテルの木村史能総料理長が「たまふくらトーフのガゴメコンブソース」など中華4品、ロワジールホテル函館の和田幸人洋食統括料理長が「チキンもも肉のガゴメ昆布風味ディアブル」など洋食3品、函館山展望レストランジェノバの坂本康孝料理長が「鱈とあさりガゴメの和風アクアパッツァ」など洋食3品、旅館一乃松の井田朋明料理長が「蟹がごめ昆布ジュレ」など和食3品、函館料理旅館池の端の米田春夫料理長が「揚げ茄子がごめあん」など和食3品を開発した。
B6判、20n全カラーで5000部製作。ガゴメの販売店や料理を提供するレストランなどに置く。
秋保さんは「盛り付けは難しく見えるかもしれないが、ありきたりの材料を使い、どれも簡単に作れる」と薦める。
また、はがきサイズのガゴメカードも5000枚製作。日本語、英語、中国語、韓国語に対応し、ガゴメの強い粘りやミネラル分が非常に多い特徴を紹介している。
2つの成果物は「函館マリンバイオクラスターフォローアップ事業」として市と財団が拠出し、製作費は約50万円。問い合わせは同財団(TEL0138・34・2600)へ。
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