青森県・函館DCキャッチフレーズ決定

update 2014/12/23 10:25


 【青森】北海道新幹線開業後の2016年7月から9月に行われる大型観光企画「青森県・函館デスティネーションキャンペーン(DC)」のキャッチフレーズが22日、青森県庁で発表され、「ひと旅 ふた旅、めぐる旅。青森⇔函館」に決定した。マスコットキャラクターも同時にお披露目され、今後は誘客対策に向けた準備が本格化する。

 同DCは、青森県全域と函館市をはじめとする道南11市町が対象。JR6社と地域自治体などが協力し、3カ月間、全国で宣伝販売活動を展開する国内最大級の大型観光キャンペーン。

 キャッチフレーズは、事前に応募のあった18案の中から決定した。一つの旅で青森と道南の二つのエリアを巡ることで、深みのある旅の思い出を作ってほしいという願いから表現。ロゴには、東北・北海道の各新幹線車両の側面ラインに使用しているピンクとラベンダー、車体の緑を配色した。

 マスコットは、2011年4月〜7月の青森DC以来、県の各種観光キャンペーンで活躍する青色の妖精キャラクター「いくべぇ」が継続登板。青森県・函館DCでは、道南地域の観光素材にちなんで、夜景をイメージさせる星などのかぶり物をつけることなどが考案されている。

 発表を終え、青森県の三村申吾知事は「北海道新幹線で陸の交通ネットワークが結ばれる。道南と青森を一つの圏域と考え、今あるコンテンツをさらに磨きあげて新しい発見を生み出したい」と抱負を述べた。

 今後は、2015年7月に全国の旅行会社などを招いて開かれる「全国宣伝販売促進会議」に向け、DC推進委員会で準備を加速させる見通し。現地視察やプレゼンテーションの方法などについて協議を行う。

提供 - 函館新聞社

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