本町の新複合ビル着工…旧グルメシティ跡地

update 2014/12/18 10:29


 函館市本町の旧グルメシティ五稜郭店跡地に建設するマンション併設の新ビルの地鎮祭が17日、同跡地で開かれた。事業を手がける特別目的会社「SPC函館本町開発」の布村隆二社長をはじめ、市関係者、設計、施工事業者ら約70人が参列し、2016年12月の完成を目指し、工事の安全を祈願。布村社長は「市民が毎日足を運び、誇れるビルにしたい」と話している。

 市中心市街地活性化基本計画における函館本町地区優良建築物等整備事業として整備。昨年1月に設立したSPC社が、09年に閉店した旧グルメシティを取得し、今年4月から解体を進めてきた。

 新ビルは地上19階、地下1階の鉄筋コンクリート造一部鉄骨造で、敷地面積は2245平方b、延べ床面積1万5868平方b。地上からの高さは72・3bとなる。地下1〜地上3階が物販テナントを中心とした商業施設、4階には市が整備する「市民交流プラザ」が入居する。

 マンション部分は大和ハウス工業が手がけ、名称は「プレミストタワー函館五稜郭」で、市内に準備室を立ち上げた。2LDK〜4LDK(約77〜134平方b)の全73戸で販売価格、販売戸数は未定。同社の担当者は「市内最高層の物件として、シニア層を中心に幅広い層に関心を持ってもらいたい」とし、来年3月に現地付近でモデルルーム開設、同4月末の販売開始を予定している。

 地鎮祭終了後、布村社長は「入居テナントは物販が中心で半分ほどが決まり、ご期待頂きたい。丸井今井函館店との相乗効果を図れるようにしたい。市民が誇りを持ち、このビルで働きたいと思えるような場所にしていきたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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