「アサヒ」道事業部が開所 産業・医療用機器メーカー 来春、工場建設計画も
update 2014/12/12 10:24
函館市産業支援センター(桔梗町379)のインキュベータールームに10月に入居した産業用・医療用機器開発・製造の「アサヒ」(東京都江東区)の北海道事業部開所式が11日、函館国際ホテルで開かれた。宮野学社長(51)は道内での営業活動を強化し、早ければ来春にも隣接するテクノパーク内に生産拠点となる工場建設に着手する考えを示した。
同社はプリント基板やケーブル、ハーネスなどの設計、製造を手がけ、千葉県内や中国・上海、タイに拠点を持つ。半導体メーカー「メデック」(市内鈴蘭丘町、漆嵜照政社長)とは2011年から取り引きがある。今後、函館港から海外拠点への製品出荷も視野に道内、東北での受注機会拡大を図る考え。
宮野社長は市とはテクノパークに工場用地を取得する方向で協議していることを明かし、「これからの営業活動次第だが、希望としては来春にも工場の建設を始めたい」と話した。
当面は数人程度の従業員を地元採用し、工場完成後には25人程度の雇用を創出する考え。宮野社長「道内と東北を結ぶ拠点として、大きくしていきたい。新幹線の車両基地関連の仕事も受注できれば」と話した。
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