輸送の安全確保 万全に…函館運輸支局が安全総点検
update 2014/12/11 10:15
年末年始の繁忙期を前に、道運輸局函館運輸支局(勝木正裕支局長)は10日、フェリーや路線バス、タクシー、トラックなど交通、輸送機関の安全総点検を開始した。フェリーでは、函館海上保安部や運輸安全委員会事務局函館事務所の3機関合同で、船内の安全対策を確認した。
道運輸局では安全確保を万全にするために、輸送機関などに人や物が集中する10日から1カ月間「年末年始の輸送等に関する安全総点検」期間と定めて取り組んでいる。
この日の点検は津軽海峡フェリーのブルーマーメイド(函館−青森間、8820d)が対象。3機関合わせて14人が4班に分かれて船内を点検した。点検のポイントは@過労運転防止などの安全管理A自然災害や事故発生時における乗客の安全確保Bテロ対策C新型インフルエンザ対策−の4点。客室では救命胴衣の状態をチェックし、車両甲板では、乗組員がフェリーに積む車をロープで固定する「固縛作業」の実演もした。
「勝木支局長は「点検結果は大変良好で、日ごろの安全運航に対する努力の結果。これから本格的な冬期に入り、気象、海象が厳しい条件となるので、乗組員の健康管理にも気を付けていただきたい」と講評した。点検は17日まで行う。
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