イルミナシオン映画祭が開幕
update 2014/12/6 10:22
第20回函館港イルミナシオン映画祭(同祭実行委主催)が5日、開幕した。金森ホールで開幕式が開かれ、駆け付けた大勢の市民らが映画の魅力を満喫した。
同映画祭は1995年に「函館山ロープウェイ映画祭」として始まった。今年は7日まで、金森ホール、函館山頂クレモナホール、市地域交流まちづくりセンターの3会場で約50作品が上映される。
開会式で米田哲平実行委員長は「個人や企業などみなさんの協力があり、20回の節目を迎えることができた。新たな企画を設けながら、今後も続けていきたい」とあいさつ。次いで、第18回シナリオ大賞の受賞式が開かれ、グランプリの室岡ヨシミコさん(34)、準グランプリの成田匡希さん(47)に賞状などが贈られた。
室岡さんは「作品には、取材を通して感じた私の大好きな函館を詰め込んだ。本当にうれしい」と受賞を喜んだ。その後は同祭特別企画として開いたワークショップで撮影した作品「巡査と夏服」を上映。ゲストらを交えたオープニングパーティーが開かれた。
また、実行委は2013年の第17回シナリオ大賞でグランプリを受賞したいとう菜のはさんの作品「函館珈琲」を映画化する方向で、準備を進めている。コーヒーが飲める古本屋を舞台に、真面目に暮らす人たちの何気ない日常を描いた作品で、西尾孔志監督がメガホンを執る予定という。
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