観光交流センターにアル・ケッチャーノ・奥田さん監修飲食店出店
update 2014/12/6 10:22
【木古内】2016年3月の北海道新幹線開業に合わせ、町がJR木古内駅前に建設を進めている「観光交流センター」に、山形県鶴岡市のレストラン「アル・ケッチャーノ」のオーナーシェフ・奥田政行さん(45)が監修する飲食店の出店が決まった。町内の事業者「K・DEPART(ケイ・デパール)」(近藤舞子社長)が運営する。
奥田さんは町の姉妹都市である鶴岡市などで飲食店5店を経営しているほか、全国各地で7店舗の監修を手掛けており、それぞれの地域の食材を生かした料理を提供している。06年にはイタリアのスローフード協会の「世界の料理人1000人」に選ばれた。
同センターに出店する飲食店は、奥田さんがプロデュースする山形県庄内町の「やくけっちゃーの」を参考に、町特産の「はこだて和牛」など道南の食材を客自身が焼いて味わえる店を目指す。184平方bのスペースに30〜40席を設けるという。
昨年夏から町幹部らが鶴岡市を訪れるなどし、奥田さんに協力を求めてきた。今年11月上旬には町議らが同店を視察。生産者との関わりを積極的に持ち、地場産食材の魅力発信に努める店の姿勢を確認したという。
同センターは渡島西部、桧山南部9町の広域観光拠点として、16年1月に開業予定。施設内には、レンタカー事業所、飲食店、特産品を販売する店などが入り、観光コンシェルジュ(案内人)が常勤する。
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