輸出 今年最低水準に…10月の函館港
update 2014/12/1 10:05
函館税関がまとめた10月の函館港貿易速報によると、輸出額は船舶などが減少したことから、前年同月比96%減の1億8300万円にとどまり、今年の最低水準となった。一方で輸入額は同6・2%増の15億2900万円となり、8カ月ぶりにプラスに転じた。
輸出は2カ月ぶりのマイナス。品目別にみると、船舶は取り扱いがなかったため、前年同月から39億2100万円の減少。前年同時期はパナマ向けが1隻あった。一般機械は同99・7%減の100万円、鉄鋼のくずは全減で1億1400万円減少した。
輸入では、前年同月に取引がなかった鉄鋼が、ロシアや韓国からの仕入れがあり、2億4200万円のプラス。魚介類・同調製品は米国やチリからサケ・マスが増えたことなどから、同17・1%増の2億9400万円、動物性油脂は全増で1億2100万円だった。
輸出入の合計は同71・7%減の17億1200万円。輸出入差引額は13億4600万円の赤字で、輸入が輸出を上回るのは2カ月ぶり。
今年1月からの累計は、輸出が同3・3%増の230億2700万円。輸入は同8%増の128億8000万円となった。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。