函館ブランド強化、発信 弘前の取り組み学ぶ
update 2014/11/27 10:22
北海道新幹線開業を見据え、官民一体となって函館の効果的な魅力発信の方法を探る「シティセールス プロジェクトチーム(PT)」が26日、発足した。オール函館≠フ体制で、地域の課題やニーズの情報共有を図るとともに、ブランド力を磨き、広めていくのが狙いだ。函館市内のホテルで1回目の会合を開き、知名度向上を目指した青森県弘前市のシティプロモーションの活動について学んだ。
北海道新幹線新函館開業対策推進機構(会長・西村憲人函館商工会議所副会頭)が呼び掛け、渡島総合振興局や市内の宿泊、観光施設など約50の団体が趣旨に賛同し、参加している。
この日は約70人が出席。弘前市の経営戦略部広聴広報課の福田実課長が、同市の取り組みを紹介した。民間事業者や学生が、弘前をPRする動画を制作したことを説明し「地域にあるものに光を当て、魅力の磨き上げを行うことが必要だ」と述べた。また、戦略的かつ効果的に情報を発信するために「官民それぞれの得意分野や知恵を結集して、地域の力にしていくことが大事だ」と強調した。
PTの活動は来年の夏まで。本年度は月1、2回集まり、新幹線に関する基本情報をはじめ、市内のイベントや新施設などについて学ぶガイダンスをシリーズで行う予定。
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