Xマスツリー華やかに…元町ホテルに設置
update 2014/11/26 10:20
国内で初めてクリスマスツリーが設置されたと伝えられる函館市大町4の函館元町ホテル(遠藤浩司社長)前で25日、高さ3・5bの日本のモミノキを使ったクリスマスツリーの設置作業が行われた。豪華なツリーが完成し、子どもたちの笑顔が広がった。
この場所は、ロシア領事館が置かれた函館に初代駐日領事として滞在したゴシケビッチ(1814〜75年)が、箱館奉行所の役人や近隣住民と交流を深めようと、1858(安政5)年に、国内で初めてツリーが立てられたと推察される。ツリーの設置は、函館の体験学習を進める会「白浜クラブ」(木村マサ子代表)が行っており、今回で4回目。
作業には、木村さんや遠藤さんのほか、駒止保育園(加我真佐子園長、園児65人)の年長児20人も参加。子どもたちは願い事を書いた札や手作りのリース、ステッキ、長靴、天使などを木に飾り付け、木の前で「おめでとうクリスマス」を歌い、一足早くクリスマスを祝った。木村ひなたちゃん(6)は「歌を歌って楽しかった」とにっこり。遠藤さんは「函館の知られざる歴史を、多くの市民に知ってもらえれば」と話していた。
来年2月15日まで。日没から午後10時半まで電飾も点灯する。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。