函館PR タイで手応え 訪問団が帰函
update 2014/11/22 10:04
函館市の官民トップによるタイ観光客誘致訪問団が21日、帰函した。函館空港で工藤寿樹市長は「昨年の訪問時には函館の認知度は高くなかったが、今回はどこに行っても関心を示してもらった」などと述べ、来年2月にタイ国営のテレビ局関係者招請を決めたことを明かした。
訪問団は松尾正寿市議会議長、松本栄一函館商工会議所会頭、渡邉兼一函館国際コンベンション協会会長らで構成し、現地では18〜20日の3日間、活動した。
19日に訪問したタイ首相府広報局は、国営のテレビ局、ラジオ局などを運営。チャルーン副局長を始め、各部門の幹部らと約2時間懇談。来年2月の冬の花火大会開催時期に関係者を函館に招待し、取材支援を約束した。工藤市長は「きれいな街だと評価いただいた。タイ全土で函館特集を放映してもらえれば、効果は大きい」と述べた。
また、タイ国際航空、タイの格安航空会社(LCC)のタイエアアジアXでは、函館へのチャーター便乗り入れについて幹部と意見を交換。定期便のある新千歳空港との組み合わせで観光ルートが構築できる利便性を強調し、両社ともに来年1〜2月にも函館空港の視察に訪れる意向を示した。工藤市長は「札幌までのルートを構築するために七飯町や登別市、洞爺湖町などとも連携したい」と述べた。
このほか、政府観光庁ではポンサトーン副総裁から、政変前後に日本人観光客が2割程度減少したため相互の観光交流に期待が示されたほか、チャトロン元教育大臣とも懇談した。
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