新幹線「H5系」愛称は「はやぶさ」「はやて」 車内公開 高級感あふれる
update 2014/11/21 10:06
【七飯】JR北海道は20日、2016年3月に開業する北海道新幹線の列車「H5系」の愛称を「はやぶさ」と「はやて」に決定したと発表した。東京または仙台から新函館北斗間を結ぶ列車は「はやぶさ」で、盛岡または新青森と新函館北斗の間は「はやて」と、運行区間に応じて名前を使い分ける。JR東日本が東北新幹線で使用している愛称をそのままとした。
北海道新幹線新函館北斗−新青森間は、JR東日本の東北新幹線と相互乗り入れで、営業距離が約149`と短いことから、当面は東北新幹線の延長と位置付けており、独自の名前は付けずに「はやぶさ」「はやて」を使う。
この日、七飯町の新幹線総合車両基地で会見した島田修社長は「『はやぶさ』『はやて』はすでに東京から北へ向かう列車として定着しており、お客さまにとっての分かりやすさ、親しみやすさを考慮した」と決定の理由を語った。また、「愛称が決まったことで開業に向けたプロモーションに弾みをつけていく」と力を込めた。
会見で島田社長はH5系のシンボルマークも発表。本道にも飛来する「シロハヤブサ」をモチーフにしたもので、「北の大地と本州が結ばれることによる速達性と利便性、地域間交流の広がりを表現した」という。
また、H5系の車内を初めて報道陣に公開。高級感あるふれるグランスクラスや、北海道をイメージした内装、デザインがお披露目された。同社は12月1日から走行試験を開始し、開業までふた冬かけて準備する。
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