かっぽれ 古里拠点に…神奈川の櫻川梅房さん
update 2014/11/19 10:41
東京などに伝統芸能・かっぽれの教室を持つ函館出身の師範、櫻川梅房さん(82)=本名・久保田フサ子さん=が活動拠点を函館市に移し、「梅后流 江戸芸かっぽれ 函館梅房会」として新たなスタートを切る。年明けにも自宅兼教室の道場開きを行う予定で、櫻川さんは「一緒にかっぽれを楽しんでみませんか」と呼び掛けている。
かっぽれはメリハリがはっきりした男踊りで、関西が発祥とされる。「石投げ」や「網引き」などの仕草を取り入れ、梅后流では一般向けにアレンジ。櫻川さんは60歳の時に関東でかっぽれと出会い、習い始めた。
65歳で師範を取得後、静岡や東京などで教室を開講。函館のパレードでかっぽれを披露したことをきっかけに、10年前から本町会館で指導を始め、関東と函館を行き来する生活を送っていた。今回は神奈川の自宅マンションの取り壊しを機に地元に戻ることを決意。「北海道新幹線開業のときに駅前でかっぽれを踊り、新幹線開通を祝いたい。かっぽれで函館を盛り上げていきたい」と話す。
教室は第2、4週の火〜金曜に開講。火・金は初級クラス、水・木は上級クラス。昼の部は午後2時、夜の部は午後6時からで稽古時間は90分。26、27の両日、午後1時半から体験会を行う。問い合わせは櫻川さんTEL090・5765・2106)へ。
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