郷土資料館 装い新たに 移転オープン
update 2014/11/17 10:24
【北斗】北斗市郷土資料館が市総合分庁舎(本町1)2階に移転し、17日、オープンした。初日は移転セレモニーが行われ、大勢の市民が装いを新たにした館内をじっくり見ていた。
セレモニーでは、高谷寿峰市長と池田達雄市議会議長、市教委の田島昂委員長代理がテープカットした。高谷市長は「北海道新幹線開業後には観光客にも来ていただける資料館にしていきたい」とあいさつ。市の無形民俗文化財に指定されている「上磯奴」の演舞が披露され、移転オープンを祝った。
移転後の資料館は約460平方b。収蔵品約1万4000点のうち、約300点を常設展示した。
「自然」「生活」「産業」「歴史」のゾーンを設け、農機具や漁具、民具などを展示。矢不来館跡や松前藩戸切地陣屋跡の出土品や国の重要文化財に指定されている「人形装飾付異形注口土器」のレプリカも陳列した。常設展示室のほか、交流スペースや特別展示室を設けた。
特別展示室には、市の文化や歴史を題材にした「ふるさとかるた」の絵札、読み札の作品が展示されている。
大野小4年の木村絢さん(10)と福澤真歩さん(10)は「昔のことを調べる時に利用したいです」と話していた。
開館は午前9時〜午後5時。毎月第1月曜休館。
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