学テ 全国と同程度…函館市教委 平均正答率初公表
update 2014/11/16 10:27
函館市教委は14日、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の市内の結果を公表した。平均正答率を初めて明らかにし、対象となった小学6年生、中学3年生ともに、全科目で全国と同程度となっている。
学力テストは4月下旬に行われ、市内の小学校46校、中学校28校で合わせて約3800人が参加。知識を問う国語Aと算数・数学A、活用に関する国語Bと算数・数学Bの4科目が実施された。
函館市の平均正答率は、小学生の国語Aが74・3%と全国平均より1・4ポイント高く、中学生の国語Aも79・8%と0・4ポイント全国を上回った。逆に小学校算数Bが56・6%で全国を1・6ポイント、中学生の数学Aが66・2%で同1・2ポイントそれぞれ下回った。全国との差は4科目ともマイナス1・6ポイントからプラス1・4ポイントの範囲内で、市教委は「全国平均と同程度」とした。
また、国語の「書くこと」「読むこと」など各科目の領域ごとにそれぞれ平均正答率を算出し、グラフを作成。函館市のグラフは全国や全道とほぼ重なるが、正答率はA問題が比較的高く、B問題は比較的低い傾向となっている。
一方、生活習慣や学習環境などの調査では、全国と比べて朝食を毎日食べる割合が低く、テレビ視聴やテレビゲームの時間が長いことや、勉強は好きだが、家庭学習の時間は短いことがうかがえた。
結果概要は市教委ホームページで公開されている。
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