青函の若者が土産品開発へ…函大、函商高、青森商高がタッグ

update 2014/11/15 10:31


 函館大生と函館商業高、青森商業高の生徒が連携し、2016年3月の北海道新幹線開業を見据えた土産品の開発に乗り出した。13、14の両日に函館市内でワークショップを行い、新商品を企画立案し発表。和菓子やスイーツが中心で、今後函大生がアイデアを磨いて来春の商品化を目指す。

 本年度の青函ツインシティ(双子都市)提携25周年記念と新幹線新函館北斗開業に対応、大学生と高校生がタッグを組み青函交流の機運を盛り上げる狙い。函大は2003年から函館商業、07年から青森商業と連携協定を結び、多彩な事業を展開している。

 今回のプロジェクトには青森商業1年生8人、函館商業3年生8人、函大2年生12人が参加。14日には函大で企画案の発表があり、4グループに分かれてアイデアを練って完成させた商品を提案した。

 「地獄グミ」と題したスイーツは、ウニやリンゴ、カシスなど青函の特産を生かした味。イカスミでコーティングしているため口にするまで味が分からず「ロシアンルーレット感覚で楽しんで」と紹介した。

 アイデアは函大でさらに質を高めて具体化、北海道キヨスクに提案する。函館商業の金谷龍樹君(18)は「目的に沿ったいい企画案を作ることができた。商品開発の楽しさや苦しさを実感した」、函大の宮万里子さん(19)は「どれも完成度が高く、商品化すれば売れると思う。ゼミで継続して研究していくので、店頭に並んだらぜひ手に取ってほしい」と話した。

提供 - 函館新聞社

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