福島市在住・管野千代子さんが「浪江町」写真展…あすまで
update 2014/11/15 10:30
函館市と七飯町の主婦4人で活動する「被災地の子どもを応援する会ほんわか」(田中いずみ代表)は、函館市大手町3の「大手町リーヴズ」で、アマチュア写真家管野千代子さん(福島市在住)の写真展「福島県ふるさと浪江町」を16日まで開いている。東日本大震災前後の日常の何気ない瞬間をカメラに収めた作品35点が並ぶ。
同会による管野さんの写真展は、ことし2月に続き2回目。前回は「飯舘村のくらし」をテーマに開催、今回は管野さんの出身地である浪江町で撮り貯めた写真展を企画した。
震災前では、祭りや田植えの様子など町の豊かな営みを紹介。震災後は、福島第一原発事故を生き抜いたやせ細った牛、陸に打ち上げられたままの漁船など原発事故が与えた衝撃の大きさを物語る作品が多い。
15日午前10時〜同10時45分には、同店で管野さんのギャラリートークを行う。
管野さんは、震災が引き起こした現実をファインダーに捉えて撮影を続けており、同会は「忘れがちになっている福島原発事故を写真や言葉を通じて伝えてくれるので、ぜひ来場を」としている。
写真展、ギャラリートークとも入場無料。写真展は午前11時半〜午後5時。駐車場はあるが、できる限り公共交通機関(市電魚市場通下車)の利用を呼び掛けている。問い合わせは田中さん(TEL090・9754・3612)へ。
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