おせち商戦 激しく 市内百貨店など
update 2014/11/14 10:14
年末が近づき、函館市内の百貨店ではおせち料理の予約コーナーが設けられ、商戦が始まった。高齢化や世帯の人数の減少などライフスタイルの変化を反映し、高級志向の商品や2、3人用のものが人気だ。店頭には多彩なサンプルを並べて、消費者にアピールしている。
丸井今井函館店(本町)は、札幌や函館市内の有名ホテルや旅館がつくるおせち料理を紹介する。中身は和、洋、中とバラエティー豊か。高いもので5万9400円。ただ、一番人気は2万円ほどのものという。
担当者は「『年末、年始ぐらいは奮発して豪華に』と考えて高めの商品を予約する人が最近増えている」とする一方、「コンビニやスーパーでもおせち料理の販売に力を入れているので競争は激しい」とする。
棒二森屋(若松町)は新登場のはこだて鮨金総本店の極上生ずし(1万6200円)など、全41点を用意。同店の創業145周年を記念したウイニングホテルの特選おせち「艶」(3万2400円)など、独自の商品も数多く並べている。売れ筋は2万〜3万円。
ダイエー上磯店(北斗市七重浜)は多様化する嗜好に合わせて、和洋おせちの品ぞろえを強化。59種類を盛り込んだ金沢の料亭十月亭(じゅうがつや)の三段重(1万6500円)が人気を集めているという。
テーオーデパート(梁川町)は16点を販売。老舗レストラン五島軒の同店オリジナルおせち(1万2960円)が好評で、毎年1万〜2万円の商品の売れ行きが良いという。
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