函館山ロープウェイ、山麓駅にオープンスタジオ
update 2014/11/13 10:05
函館山ロープウェイ(本間秀行社長)は、改修を進めている山麓駅(元町)の中にオープンスタジオを設置し、コミュニティラジオ局「FMいるか」の本拠を移転させる。工事終了後の来年12月ごろから、新スタジオで放送を開始する予定。ガラス張りで、ロープウェイの搭乗客が待ち時間に放送の様子を見ることができるようにする。
同社は2016年3月の北海道新幹線開業で大幅に増加が見込まれる観光客に対応するため、リニューアル計画を進めている。17年ぶりに新しいゴンドラ2基を導入、7日から運行を開始しているほか、山麓駅と山頂駅、展望台などの増築、改修工事にも着手した。
増築後の山麓駅の延べ床面積は約1800平方bと、現在の2倍以上に拡大。これまで搭乗待ちの乗客を収容しきれなかったが、約600人が建物の中で待てるようになる。
山麓駅増築に伴い、同局も近くの建物から移転する。乗客の待合スペースそばにオープンスタジオを設置。放送する様子を見ながら搭乗までの時間を過ごせるようにする。
本間社長は「待ち時間が快適になるはず。パーソナリティもこれまでと違い、搭乗客の様子を見ながら放送できるので番組の雰囲気も大きく変わるのではないか」と期待する。山麓駅の完成は来年11月で、新スタジオからの放送は12月ごろとなる見通し。現在、同局が入るFMいるかビルの活用法は未定という。
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