「もんスポ」道の駅PR スポーツ新聞仕立てに工夫
update 2014/11/9 10:15
【上ノ国】道の駅上ノ国もんじゅ(原歌3)は、情報発信の強化を目指してスポーツ新聞仕立てのPR紙「もんじゅスポーツ」を初めて作成した。今秋の特産品フェアで「号外」として配布し、プロ顔負けの大胆な紙面構成に評判は上々。道の駅では、冬場の閑散期の集客対策に生かそうと、公式ホームページへの掲載や館内展示の準備を進めている。
これまで道の駅には独自のチラシやパンフレットがなかったことから、スタッフの山内章弘さん(36)がパソコンで「もんスポ」を編集。大手観光情報誌の道の駅企画「感動絶景部門」で金賞を受賞した喜びを1面に取り上げた。日本海の夕焼けの写真をメーンに組み込み、「出会えたことに感謝/雨の日に捉えた感動の景色」と見出しを付けた。今夏の雨上がり直後に撮影したそうで「当日は夕焼けが見られないだろうなと思って帰ろうとしたら、海にきれいな色合いが広がっていてすぐカメラを構えた」と山内さん。
また、館内のレストランや農水産加工品売り場のほか、町内の歴史名所の紹介も。裏面では特産のヒラメを使った天丼「てっくい丼」を紹介、「てっくい」という地元ならではの呼び名の逸話を分かりやすく解説。「ふっくらとした白身はあっさりとしてぜいたくな味わい」と看板メニューを勧めるほか、地場産のイチゴジュースや郷土料理の記事も加えた。
9月上旬に函館のイトーヨーカドーで開かれた青森・道南の特産品フェアに出展した際、初めてこの号外(A4判)を配布した。「上ノ国のPRはもちろん、道の駅の存在を多くの人に知ってもらえた」と同駅の松吉裕之チーフ・マネジャーも評価する。
同駅では例年、冬場に観光客らの入り込みが減る傾向にあるが、山内さんは「もんスポ」の第二弾も検討中。「レストランのバイキングや郷土料理教室など体験プログラムなどの充実で冬場の利用増に向けて頑張りたい」と意気込んでいる。
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