大妻高 全国での活躍誓う…介護技術コンテストに初出場
update 2014/11/8 10:24
函館大妻高校(池田延己校長)福祉科の生徒3人が、9日に宮城県で開かれる全国高校生介護技術コンテスト(全国福祉高等学校長会主催)に北海道代表として初出場する。仲間のサポートを受けながら、競技本番に向けて練習を重ねている。
出場するのは、3年生の西口真由さん(18)と天内朱夏さん(18)、2年生の浜田由奈梨さん(17)。7月下旬に行われた北海道地区審査では、介護を必要とする人をベッドから起き上がらせ、車いすに乗せるまでのシナリオを作成して提出。5校が参加し、福祉関連の高校教諭による審査で、総合点数で1位を獲得した。
全国大会の競技は、2人1組で実施。右半身がまひした人を起き上がらせ、カーディガンを着せて歩行、クリスマスの飾り作りを介助する想定で行われる。審査では技術のほか、根拠に基づいた行動かどうかを判断。指導する石名坂泉貴教諭は「出場する11校全てが同じ課題を披露するため、声掛けや目線、トラブルへの対応力が差を生む」と話す。
10月上旬に課題が届き、週4回放課後に練習に励んできた。気付いた点や改善すべき点を話し合い、意見を取り入れながら何度も試行錯誤。そのサポートに尽力したのが寺村優菜さん(18)=3年=だ。進学試験が重なり、競技には出場できないが「悔いの残らないよう、練習の成果を発揮してきてほしい」とエールを送る。
西口さんは「部活や受験勉強との両立が大変だったが、日本一を目指して頑張ります」と気合十分。天内さんは「笑顔で自信を持って臨みたい。奥尻島に住む両親にいい報告をしたい」と抱負を述べた。
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