養殖カキの出荷始まる

update 2014/11/6 10:00


 【知内】町特産の養殖カキの出荷が5日、上磯郡漁協知内中ノ川支所で始まった。海水温が下がらず例年より5日ほど出荷が遅れたが、品質は上々で年明けのピークに向けてさらに身が大きくなっていくという。

 知内のカキは全国的にも珍しい外海での養殖を行っており、津軽海峡の荒波にもまれることで、臭みのない引き締まった身が育つという。

 同支所の施設では、5日朝から組合員らが専用のナイフを使って手際良く殻から身を取り出していった。その後、滅菌海水で洗浄を行い、函館市内のスーパーに出荷した。

 水揚げは来年5月末ごろまで続き、同漁協では平年並みの45dの出荷を見込んでいる。

提供 - 函館新聞社

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