天津航空チャーター便就航 春以降の定期便視野

update 2014/11/5 10:12


 中国の天津航空は4日、函館と天津を結ぶチャーター便の運航を開始した。3月末まで火、木曜の週2往復する。2日には新千歳―天津間の運航も始めており、両空港を組み合わせた旅行商品で本道への送客に力を入れる。同社は「北海道は人気が高く、春以降の定期便化を視野に入れている」としている。

 同社は今年5月に静岡(週5往復)、6月に沖縄那覇(週2往復)にチャーター便の運航を開始。日本での路線開拓を強化しており、今回初めて本道に乗り入れた。函館便は180人乗りの機材を使用する。

 この日は午後0時35分に117人を乗せた天津発の初便が函館空港に到着。法被を着た函館市の職員や市海外観光客誘致促進協議会の関係者らが、中国語で「ようこそ函館」と書いた横断幕を掲げて観光客を出迎えた。到着した観光客は、函館観光を楽しんだ後、札幌へ向かう予定。

 本道を訪れる中国人観光客は2泊か3泊が中心。新千歳から道内に入った場合、帰国は函館を使用するといった具合に両空港を組み合わせて道内を旅行する。同社は「北海道の冬や食べ物、自然の人気は高く、利用が見込める。搭乗率を見ながら、定期便化を目指したい」といている。

提供 - 函館新聞社

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