新幹線開業推進機構 函館の魅力発信へ情報共有 PT26日発足
update 2014/11/5 10:12
北海道新幹線新函館開業対策推進機構(会長・西村憲人函館商工会議所副会頭)は、26日に「シティセールスプロジェクトチーム(PT)」を立ち上げる。残り1年半を切った北海道新幹線開業に向けて、観光、サービス業に関わりのある企業、自治体などで情報の共有を図り、オール函館≠ニして効果的な魅力の発信を目指す。同機構は、宿泊・観光施設や旅行代理店など関係先に参加を呼び掛けている。
同機構は観光関係企業などと意見交換する中で、函館をPRするための情報が不足していたり、一元化出来ていなかったりしたことから、問題の解決を図る方法を模索してきた。
地域の売り込みや自治体の知名度向上を目指した「シティプロモーション」の活動は、東京都足立区で専門の部署を設置するなど、全国的にも広がりを見せている。同機構は「新幹線開業は函館ブランドを拡大する絶好の機会。地域情報について理解を深め、活動を経済効果の獲得につなげたい」としている。
PTの参加メンバーは、観光、サービス業の関係者にとどまらず、企業活動を通して函館の魅力を広めたいと考えている団体などにも声を掛け、幅広く募る考え。同機構は「人に伝えるためには、自分たちのまちの歴史を学ぶことも必要。取り組みを通して函館への愛着を深めるきっかけになれば」と期待を寄せている。
PTの活動は来年の夏まで。今年度は月1、2回集まり、新幹線に関する基本情報や東北新幹線の沿線自治体のプロモーション活動などについて学ぶガイダンスをシリーズで行う。
初回は26日午後2時から、函館国際ホテル(大手町)で開催。オリエンテーションのほか、弘前市のシティプロモーションの取り組みを紹介する。申し込み、問い合わせは同機構(函館商工会議所内、TEL0138・23・1181)へ。
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