日ハム監督・選手のおすすめ文学作品 江差町図書館に展示

update 2014/11/5 10:11


 【江差】プロ野球北海道日本ハムファイターズの監督・選手たちがおすすめする文学作品を並べる企画展が、町図書館(茂尻町71)で行われている。23日まで。

 「グラブを本に持ちかえて〜読書男子のオススメはこれだ!!〜」と銘打ち、35タイトルを展示。球団側と道の連携事業の一環で、図書館職員が応援グッズの飾りつけなどで雰囲気を盛り上げている。

 選手の写真と作品への思いを伝える説明書きもあり、司馬遼太郎著の「竜馬がゆく」を読んだという斎藤祐樹投手は「自分が生きる道を曲げずに突き進んでいく姿勢に、感動しました」と記述。宮部みゆき著の「小暮写眞館」をすすめる木佐貫洋投手は「ファンに紹介され、読書中です。生きていると良いこともいやなこともあるけれど、できるだけ前向きにいたいな…と。自分に照らし合わせています」としている。

 同図書館は「お気に入りの選手が読む作品に触れてもらいたい」と来館を呼び掛けている。午前9時〜午後5時、月曜休館、祝日の場合は翌日。問い合わせは図書館(TEL0139・52・5454)へ。

 厚沢部町図書館(新町234)でも6日まで同様の企画展を開いている。

提供 - 函館新聞社

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