団体観光客対象に初のガイドツアー 七飯大沼国際観光コンベンション協
update 2014/11/2 10:34
【七飯】七飯大沼国際観光コンベンション協会(大沼町85)は1日、団体観光客34人を対象としたガイドツアーを初めて行った。町がことし7月からはじめた「七飯町観光ガイド育成事業」の一環で、観光客から好評を集めていた。
大沼をより広く知らしめたいとの志を持って選ばれた4人のガイドは、地元企業などのアドバイスを受けながら、研修や勉強を重ね準備を進め、先月から個人を対象に試験的なガイドツアーを実施していた。団体客対象は今回が初めて。
この日のツアーは、8人ずつの4グループで「ゆっくり晩秋散策コース」と題し、大沼国定公園内を約1時間かけてガイドが案内。植物や野鳥などについて、ガイドはツアー客に興味を持ってもらえるよう、個性や趣向を凝らしながら紹介していた。
ガイドを務めた町上軍川在住の関藤一さん(60)は「人が好きでガイドがやりたいと思った。私自身、九州出身なので、道外出身者だからこそ感じる大沼の魅力をたくさんの人に伝えたい」と力を込める。
参加した石川県金沢市の磯村蓮子さん(81)は10年前にも一度大沼を訪れたことがあるという。「ガイドさんの説明がわかりやすく、とても楽しかった。コケやドングリなどに実際に触ったりにおいをかいだりできたのがとても印象的だった」と満足の様子だった。
同協会は団体向けのほか、個人を対象としたガイドツアーについても「今後増やしていきたい」とし、ガイドの利用を呼び掛けている。ガイドツアーに関する問い合わせは同協会(TEL0138・67・3020)へ。
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